セミのミッション

「セミの産卵映像です」我が家の庭では、毎年セミの羽化から産卵までが、目の前で見ることが出来ます。5㎝ほど近づいても気が付かないのか、それとも熱中しているのか、一心不乱に柔らかい産卵管を、振動させるように固い柱に差し入れ産卵しています。セミが地上に出てきた目的は、この産卵で種を増やすことにあります。誰がインプット?したか分かりませんが、すべての生物に共通する、内在する生命のミッションでしょうね。なお手前のささくれ立った列が産卵の跡です。

2013年

4月

07日

ミジンコの不思議

子どもの頃、水たまりにもいるミジンコは、どこから来たのだろうと不思議であった。数ミリの小さな体で、ミジンコは風に乗り、水に流れて旅をするという。魚に食べられても卵の方は消化されず、再びこの世に帰ってくる。なんていうことを聞くと、ひ弱なミジンコのたくましさを感じる。

通常は自分と同じメスのクローンしか産まないが、環境が悪化するとオスを産んで交尾が起こり、数百年でも耐える休眠卵を産むそうだ。とぼけた顔をして背中に卵をおんぶするミジンコが可愛く見えてくるなあ。

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2013年

4月

04日

いささか感動した

僕は週に一度ほど行くカフェで、注文した「きのこピラフ」が出てくるまでの間、いつも日経新聞を読んでいるのだが、その日は他の客が読んでいたので四国新聞を読んでいた。ところが店のママさんが「どうぞ」といって日経新聞を持ってきたのである。いつの間にかその客は帰ったようだったが、僕はいささか感動した。まさかママさんが僕の読んでいる新聞を知っていようとは思ってもいなかった。仮に知っていたとしても、通常わざわざ持ってくるというサービスまではしないだろう。ママさんはお客にそこまで気を使う人なのだろう。店が繁盛するかどうかは、品ぞろえもあるがやはり人の持つ要素は大きいと最認識させられた。

 

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